シャトーの歴史


シャトー・エリー・スメール社は、南フランス、エクサン・プロヴァンス近郊に位置するプロヴァンスのシンボルとも言える岩山、サント・ヴィクトワール山麓の村トレーツに7世紀前より代々続くスメール家が経営するワイナリーです。

現当主であるガブリエル・スメールが1960年に調査しまとめた論文でも、13世紀にその先祖がすでにトレーツに存在していたことがわかりました。

1238年にすでに当時の名士会の一員であったことなどの記録も残っています。


一族は医者、公証人、司祭、ガラス職人、農業などの幅広い分野で活躍し、中には議会議員やトレーツ村の村長を勤め、プロヴァンス州の代表を務めた者もいました。


中でも一族の先祖は特にブドウ栽培及びワイン業に力を注ぎました。 ジャンバプティスト・スメール及びその息子であるジャンバプティスト・マリウスにより引き継がれていたワイン業は、20世紀に入り、そのまた息子のガブリエル・スメール(シニア)により飛躍的に所有畑が拡大され、大きく発展しました。

その後、ワイン商(ネゴシアン)は停止し、本格的に自社で栽培するブドウを全て自社にて醸造・販売に切り替えたスメール家は、1968年にガブリエル・スメール(シニア)が亡くなった際、5人の子供たちにその畑が分割されました。

その長男であったエリー・スメールにより、シャトー・エリー・スメールとしてブドウ栽培及びワイン醸造に力を注ぎ、自家の銘を打って販売しその名を広めました。

その意志を継いでエリー氏の2人の息子ガブリエル(現当主)とジャン・ピエールが、1970年代から80年代にかけて、よりモダンな醸造設備を導入するなど、積極的にプロヴァンスにおけるワイン産業に貢献して参りました。1988年からは全てのワインのマーケティング販売を家族で行うようになりました。

現在、ガブリエルの2人の子供であるオリヴィエとソフィーも祖先から受け継いだワイン造りの情熱を引き継ぎ、現在、共に醸造・販売に力を注いでいます。

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